ジュニアユースU-15 第2期生募集開始!

【サッカーに必要な体力とは?】連戦の支部リーグで見えた「走れるチーム」の条件

2日連続の公式戦となった福岡支部リーグ。

こういう時によく聞かれるのが、「体力は大丈夫なのか?」という声です。

支部リーグは60分ゲームですが、U-13の選手にとっては決して楽ではありません。

目次

いわゆる『素走り』ではサッカーの体力はつかない

福岡南ユナイテッドでは、当然ですが「素走り」のような「走るだけのトレーニング」は一切行いません。

なぜなら「サッカーに必要な体力」というものと「長時間のランニング」や「試合後の走り」などは『質的に全く違うもの』だからです。

これは今の時代は当然ですが、「サッカーにおける体力(持久力)」と「走るだけのトレーニングおける体力」とは「質が異なる」というのは科学的にも証明されていますね。

これはどういうことかと言うと、「サッカーに必要な体力は、サッカーをすることで養われる」ということです。

名将、モウリーニョが「ピアニストがピアノの上達のために、ピアノの周りを走るのか?」と放った言葉は、現代サッカーの基本的な考えを表しています。

これが「サッカーは、サッカーをすることで上手くなる」と欧州で言われている所以です。

ボールを使わないトレーニングをいくら繰り返しても、ボールを使うサッカーは上手くならないし、サッカーに必要な体力もつきません。

1回90分×週3回のトレーニングで十分

福岡南ユナイテッドでは平日の練習は、常にボールを使った練習のみで90分×3日です。

それだけで、60〜90分というジュニアユース年代の試合で走れるようになるのか?
と時々質問を受けますが、答えはYesです。

個人のテクニックのレベルアップ、戦術の落とし込み、全て「サッカーそのものをトレーニング」しながら、インテンシティ(強度)を調整しているので、十分走れるようになります。

反対に、練習をダラダラしたりすれば、当然90分の練習だけでは走れません。

つまり、トレーニングにおいて重要なのは『どれだけ質の高いトレーニングを担保できるか』と言うことです。

ちなみに、僕がサッカーコーチ留学中に在籍していたコルネジャ(バルサやエスパニョールと優勝争いをする強豪)のフベニールB(日本でいう高校2年生くらい)でも、平日の1回のトレーニングはきっちり90分です。

それが週に4回で、週末の土日は90分ゲームを1本のみ。

試合明けの月曜日は、週末の試合で長い時間出場した選手は、Recuperación(レクペラシオン)といって、ゆるい回復系のトレーニングです。

反対に出場時間が短かった選手は、がっつりインテンシティを上げます。

ちなみに、1週間のスケジュールは「戦術的ピリオダイゼーション理論」をもとに、フィジカルも考慮して組まれています。

例えば、月曜日は回復系。水曜日は爆発的な力がいるフィジカル系、金曜日は試合前なのでスピード系(本数が少ない)。

いずれにせよ、日本人の感覚だと少ないと感じるかもしれませんが、『質さえ保てば』それだけで十分です。

余談ですが、僕がバルセロナのコーチングスクール(指導者学校)に通っている時でも、「FCバルセロナはいかに練習時間を短くするかに取り組んでいる」という話もありました。

長くダラダラ、ではなく短期集中という発想も必要ですね。

試合結果:勝ち点3は見事!でも…攻撃の流動性が少ない

対戦相手はビートル2nd。

選手たちが伸び伸びプレイしていて、選手たちのポテンシャルをしっかり引き出している印象のチーム。

トップダウンで指示していると、このような躍動感を持つチームにはならないので、参考になります!

結果はなんとか点を奪うことができて2-0勝!
(得点:前半:ハヤト、後半:S.ソウタ)

とりあえず、勝ち点3が取れたので良かったです。

あと、怪我から復帰して間もないソウタも得点できたのはポジティブですね。

ただ、全体的に動きが鈍かったです。

やはり連戦になると疲れもあるので、キレがないというか…オフサイドにかかりすぎというか….(笑)

もっとチャレンジする必要がある

その後はTRMを2本。

僕らが目指すサッカーは、正直、結構難しいスタイルのものです。

ビルドアップ攻撃やポゼッション、流動的な動き、守備の原理原則。

これらは、単調なサッカーに比べて『手数が多く』なります。

ビルドアップやポゼッションは『理解すべき戦術や選択肢』が増えるので、手数が多くなり、その分選手たちはたくさんのことを学ばなければなりません。

これは当然の帰結で、「ドルブルだけ」「ロングボールだけ」といった、偏ったプレイでは思考停止します。

手数が多い分だけ、常に思考しないといけない。

その中で「いつドリブルすべきか」「いつロングボール使うべきか」という判断が、サッカーの醍醐味であり、プレイヤーが楽しめるものです。

ただ、時間はかかりますね。

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次